こんにちは。
「上総清川駅」より徒歩15分、木更津市清見台にある歯医者・歯科医院、清見台いしい歯科です。
ジュースや炭酸飲料、コーヒーなど、毎日の生活で何気なく口にしている飲み物も、気づかないうちに歯の表面を溶かすことがあります。
今回は「酸蝕症(さんしょくしょう)」と呼ばれる、歯が酸で溶けてしまうトラブルについてご紹介します。
酸蝕症とは?
酸蝕症とは、食べ物や飲み物に含まれる酸によって歯の表面(エナメル質)が少しずつ溶けていく状態です。
甘い飲み物だけでなく、炭酸飲料やコーヒー、果汁飲料も原因となります。
歯が薄くなると、痛みや欠け、見た目の色の変化といったトラブルが生じることもあるため、注意が必要です。
ポイント
酸性の飲み物というと「すっぱいもの」をイメージしがちですが、実は普段飲む飲み物全般に酸が含まれており、歯には同じように影響します。

酸を含む飲み物が歯に与える影響とは?
酸性の飲み物は、歯の表面を溶かす力があります。
さらに糖分を含むものは、むし歯菌のエサとなって酸を作り、ダブルで歯に影響を与えます。
つまり、酸そのものと糖分の両方が、歯にダメージを与える原因になるのです。
酸蝕症を防ぐためのポイント
日常でできる簡単な対策をご紹介します。
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飲み方を工夫する
 
ストローで飲む
➡歯に酸が触れる面を減らせる
ダラダラ飲まず、一度に飲む
➡長時間歯が酸にさらされるのを防ぐ
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飲んだ後のケア
 
水で口をゆすぐ
➡酸を中和し、歯の表面を守る
歯磨きのタイミング
酸を摂った直後は磨かない
➡歯の表面が柔らかく傷つきやすいため、30分〜1時間ほど置いてから磨く
定期検診
フッ素塗布やクリーニングで予防可能
➡初期の酸蝕症も早期に対応できる
酸の少ない飲み物、何を選べばいい?
水や麦茶、牛乳などは酸の影響が少なく、歯に優しい飲み物です。
味は薄めでも、酸蝕症のリスクを減らすことができます。
普段の飲み物を見直すきっかけとして、意識して取り入れてみましょう。
ちょっとした飲み方の工夫で歯を守りましょう
酸蝕症は、気づかないうちに進行してしまうこともあります。
予防するには、毎日の飲み方やお口のケアを見直すことが大切です。
酸を含む飲み物を控えたり、飲んだあとにうがいをするなど、少し意識するだけでも歯を守ることができます。
さらに、定期的に歯科でチェックを受けることで、早めに変化に気づけるようにしましょう。

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